皆さんはカメラをどのように保管してますか?
大抵の方はキッチリとガラスの棚に並べてみたり
またはお気に入りのバックの中に入れていたりすると思います。
これは一台だったり、少ない場合の時とコレクターの様な方とは
全く異なる状態だと容易に考えられますよね。
今回はコレクターの方は目を閉じて頂きましょう。
何故ならコレクターの方って、もう除湿庫持ってるでしょ。
すごい人だと壁一面の大きな除湿庫で、木製フレームだったりする。
その除湿庫?を買う人ならカメラの値段なんて見ませんって。
解決してますもん。
ごく普通の人達は、除湿庫なんて考えた事も無いと思います。
すごく沢山のカメラを持ち始めると選択肢に入ってきますが
普通の人は、多くても二台くらいだと思います。
バックにいれて保管してるよって人は正解です。
大切に机の上に置いてるよって人も正解です。
ガラスの棚に仕舞っているという人も正解です。
全員正解です。
でも、ひとつだけするとダメなことがあります。
皆さんはお分かりでしょうか?
そうです。
「 使わずに置いておく 」 コレです
昔のフィルムカメラもですが、現在の最新式のカメラも
構造こそ違えど「 精密機器 」 なんですね。
そして機械が最も苦手とする事のトップは稼動しない事なんです。
そして大切にしまっていたカメラは、なぜか突然呼吸することを忘れます。
記念日の朝に充電できず、シャッターが反応せず、重たく冷たい塊となってたりします。
乗らずに置いている車や、人の住まなくなった家に例えると分かりやすいかと思います。
タクシーでバッテリー上がったって、あんまり聞きませんよね。
カメラやレンズは寂しがりやと考えてください。
人の温もりが無いとひっそりと目を閉じてしまうのです。
お話を戻しましょう。
バックの中にカメラを入れている人。
これは埃がかぶりませんし、上から物を落としても致命傷となりにくいですよね。
移動もまとめれて便利で、ひょいと此方から向こうへ。
ただ、季節に注意してください。
夏場の高温多湿は、カメラは大丈夫であってもレンズがダメージを受けたりします。
「 防水仕様の丈夫なカメラ 」でも、レンズ等は簡単にカビます。
機械なのに、腐るんです。
厳密にいうと違うのですが、さておき価値は一気に下がります。
一生大事に持ってますって言う人は良いかもしれませんが(良くない!?)
売るときには二束三文となります。
場合により取り扱って貰えないこともあります。
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机上、あるいは棚
だから机に置いてるって人や、棚に飾っているという人もいます。
これが少々やっかいな事があったりします。
空間の埃だけなら吹き飛ばせばいいのですが、
それが油分などを含み、ボディに乗るとこれが厄介なのです。
カメラって所有欲を満たすものでもあり、眺めて過ごすという人もいますよね。
意外にカメラやレンズって埃と仲良しだったりします。
ブロアーやブラシでマメに取り除くと良いのですが
購入後、半年・・・一年・・・埃は何もしなくても訪ねてきてくれます。
そして机の上などにあると、手や持ち運んでいる物で
ストラップをひっかけて落とすという手痛いブービートラップが
日常のあらゆるところであったりします。
ひょっとするとコレがトップかもしれません。
そしてもう一つ、日本という場所
もうお分かりになりましたよね。
地震です。
カメラは衝撃を受けると何らかの影響がでます。
「落としたけど、物が落ちてきたけど、ちょっと凹んだけど大丈夫だった」
それは、その時だけだったりします。
人の傷は癒えますが、機械は徐々に調子を崩していきます。
心の傷は治りにくいかもしれませんが、日にち薬で年月をかけれます。
カメラは年月を経たある日突然、怪我から突然危篤になったりします。
それが記念日だったりすると、朝からため息をつくことになります。
また大抵が保障日が過ぎ去った後だったりします。
それらを解決するために、除湿庫というものがあります。
大きいタッパーに押し入れ用の除湿剤をいれて
代わりに使う人がいますが本気でお勧めしません。
ランニングコストをみると、絶対に後悔すると思いますので。
長い目で見るには他に選択肢は無いと断言してもいいです。
使用後入れるだけで大丈夫です。
長期の隠居カメラは時々、出して具合を見るように私は心がけています。
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お勧めの買い方はちょっと大きい目のモノを買うことです。
サイズを測って買ったが、どうしてもコレだけ入らないとか多いので。
湿ったレンズケースや、フィルター類も一緒に入れると整理もつきます。
小雨に降られたあと、さっと拭いて入れておく。
これが出来るだけで買って良かったと私は思うのですが。
封を開けたあられや煎餅を入れて使ったりするのはお勧めしません。(笑)便利。