センサーサイズって大きい方が良いの?

センサーサイズの大きい方がやっぱいい

 

センサーサイズって大きい方が良いのか?

 

CMOSというカメラの、非常に重要な場所があります。

フィルムカメラでいう、フィルムにあたるところです。

これが無いと、現時点ではカメラとして機能しません。

 

一般的にCMOSの大きさを話するときに、センサーサイズと言います。

 

普通にカメラを買うときや、カタログなどで比べるときに

センサーのデータを見る人は、相当カメラに詳しい方だと思います。

 

普通の方はこれを見ます。

「 〇〇〇〇万画素 」

これならお分かりいただけると思います。

 

画素数が多いとどうなのか?

皆さんお分かりかと思うのですが画質が綺麗。

そう思われる方が大半であると思います。

当然ですが、私もそう思います。

特殊な場合を除いては。

 

センサーサイズが大きいとどうなるのか?

 

カメラが重くなります(笑)

冗談はさておき・・・(ホントです。)

 

皆さんのお風呂はどういった感じですか?

壁の色はなんですか?

シャンプーなどは何を使われているのでしょう。

洗面台を思い出してください。

そうです。家の中を想像して下さい。

 

お風呂の浴槽と、洗面台の洗い場。

広さはどれくらい違いますか?

そしてお湯やお水をためると、どれほどに違いが出ますか?

 

水が双方満杯になりました。

その水は、写真のデータそのものだと考えてください。

 

大きな浴槽には大量の水が、小さな洗面台にはそれなりの水が。

これがセンサーサイズの違いと同じなのです。

 

センサーが大きいと、受け取れる容量が増えるのです。

どれほどに頑張っても洗面台では、お風呂の容量を受け取れません。

逆に言うとお風呂では、洗面台の水は少なすぎて足りません。

 

この容量の中には、余すことなく写し取った瞬間だけでなく、

さまざまな色の情報や状況などが大量に含まれています。

センサーが大きいと、画質面では有利な事ばかりと言い切っても良いと思います。

 

「 なるほど、大きいほうを買えばいいのか 」と

とりあえずセンサーの大きいほうを買うのは間違いではありません。

ただ、正解でもないのが難しいのです。

 

今現在、2019年において、センサーサイズの大きさで

これといった画質の不利さを感じることは皆無だったりします。

 

なぜなら写真を大きく印刷し、伸ばさないと大差が出ないのです。

初心者クラスのカメラでも、A4くらいのサイズは全く問題なくなりました。

それどころかスマホに送るだけなら、初心者用のカメラでも不満は一切出ないでしょう。

 

大きく分けます

コンパクトカメラ用の、小指の爪よりちいさなCMOS。

それよりも十分に大きい「APSサイズ」と呼ばれる大きさ。

そのAPSサイズの倍の大きさの「フルサイズ」

その上をいく1.5倍から2倍の大きさの「中盤サイズ」

 

値段はビックリするくらい、おおきく値段が違ったり

『 どうやって儲けを出してんだ? 』といったものまで

メーカーによって各種、非常に良い調味料で味付けされてあります。

 

そして同じ画素数で比べたとき、コンパクトカメラとフルサイズのセンサーでは

出来上がってくる写真に雲泥の差があります。

同じ画素数なのに、何故かと納得いかないと思います。

 

200キロで走る、2台の車があります

 

一方は改造された軽自動車。

もう一方はフェラーリ。

加速も最高速も同じと仮定します。

 

どちらが安定するでしょうか?

 

極端なお話。

レンズなどにもよりますが、フルサイズの1000万画素と

スマホなどの3000万画素なら、フルサイズの圧勝だったりします。

まぁどうしても厳密には比べられないのですが・・・

 

それほどにセンサーサイズは、画質に寄与してしまいます。

 

ではとりあえず大きいのを買えばいいんだな。

これも違ったりします。

大きすぎると非常に持て余します。

 

センサーサイズが大きいと、全てがシビアになってきます

 

センサーサイズは大きいほど良いのか?

CMOS自身が大きくなるので、必然的に重くなります。

現時点では各メーカーかなり軽くなってますが、なんらかの影響があります。

センサーが大きいと、レンズが必然的にサイズアップするのです。

三脚にのせている場合は良いのですが、持ち歩くと笑えてきたりします。

あらゆる過酷な場面で使用するカメラなら、もう鉄アレイの状態だったりします。

ピントの合う場所がかなり減ります。

センサーが大きくなる程に、ピント合わせが厳しくなります。

中盤サイズなどは状況により、画用紙一枚以下のピントの薄さになったりします。

対処しようにも状況が許さない事があったりして、最悪撮れない事になったりします。

 

皆さんがどこを求めるかで、必要なカメラが変わります。

 

撮れれば良いと言う人は、もうカメラは必要ないかもしれません。

カメラで撮ってみたいという人は、デザインや値段でチョイスです。

凝ったものを撮りたいという人は、周辺機器に力を入れたほうが良いかもです。

撮るものが明確に決まっている方は、状況と体力を考えてください。

それ以上を求める方は、もうアドバイスなど必要ありませんよね。

 

まとめるとセンサーサイズは、大きいほうが良いなぁというお話でした。

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