いやそれ勿体ないって
非常に勿体ないなぁと思ったお話をしたいんですね。
スナップとか、他の何でもいいので少し気になった事を。
気になる場所へ行くとしますが、まずどうされます?
そこへ行く前に調べますよね。場所へのアクセスや到着後順路。
そこに行くために、その場所を探し出し見つけ、そこへと向かいます。
何が必要かを考え、時間を掛けて吟味します。
で、そこの場所からスタートします。
A地点からスタートでB地点へ
そこの途中に気になったものを見つけると色々と撮ります。
終了。
ここに大きな間違いがあるとしたら何でしょう。
なんなんだと思われるかもしれませんが
色々と撮る ということです。
なんでコレ!?と思われるかもしれませんが
これ自体が間違いではないのです。
ここに̟プラスをして欲しいのです。
スナップって1枚で終わる人が多いんですね 。
同じ瞬間があるわけもないし
特に何とも思わないカットを取りたくない。
それゆえに何枚も撮らない人がいます。
それはまぁ、そうだと思います。
そして先ほどのお話から、何枚も撮った方が良いよって
伝えるとそれは意味ないって言われるんですね。
これも言うだけ無駄な、当たり前の答えかもしれません。
本当にこれ、時間とストレージの無駄なのでしょうか
なら枚数を撮ってと、なぜこれを伝えるのでしょうか?
撮っていると気づくことがあるんですね。
また撮った後にも気がつく事ってあるんですよね。
皆さんはこんな経験ありませんか ?
撮っていてカットを進めると、別のことに気がついた。
撮っていると、被写体自体は動いていないものなのですが
その周りにあるものが動き、風景を変えていた。
被写体が人物だとすると
被写体の前や後ろを通る人が写真を彩ったりする
あえて人を通るときに※前ボケでいれたりする。
※ 被写体の手前にモノを映しこむ事
撮ろうとして目線を変えた時にいいアングルが見えた。
立ったまま何も考えずに、シャッターを押し込んで
延々と満足し続けるには、写真というジャンルは難しいんですね。
足を使って稼ぐという昔の表現がありますが
あえて上からや、下や斜めを狙うことが多々あります。
撮ろうとして目線を変えた時に、他の良い被写体が見つけれた。
前の項目の続きになりそうですが、色んな考えを模索中に
あっちの方が良いなぁと気が付く時があったりします。
どれだけ余裕を保ち続けるかがポイントになります。
意外に血眼で探すと見つからない時が多いです。
撮った後に確認して気づいた。
散々、撮ってみてから『ふぅ・・一服』と腰を掛ける。
この時に目線が変わり、ここからも良いなぁとなる時もあれば
その場でモニター確認でオイオイってなる時もあります。
どちらにしても、その場で気が付けるのは幸せと思いましょう。
撮ってから帰って画像を確認中に気がついた。
幸い中の不幸というのでしょうか・・・。
良いことを見つけて、凹むパターンもあります。
帰って座って、取り込んだモニター前でため息を吐く時があります。
もうどうしようもありません。
別の記事で書いたのですが、修正になる状態だったり
補正しているときに気が付くことがあったりします。
回数と時間を重ねると気がつくことも非常に多くなります。
そして普段取らないカットも見えたりする 。
これは本当に重要な事であったりもします。
数を撮る力
他にも色々と応用が利くようになります。
撮るカットが増えると、被写体を見る時間が変わります。
その時間が増えると、極自然と見る力が養われます。
その見る力が増えると、撮ることに懸命になれる。
以下ループ
撮れる枚数が増えるって、本当に腕が上がります。
撮る行為は考えたり、動いたりしているので初心者にはお勧めです。
のっぴきならない事情の方でしたら、これは本当にお勧めです。
カットを撮れない人が多いので、菩薩の様な笑顔で迎えられます。
そして出番が確実に増えます。
コレ、保証します。
ここで絶対に勘違いをしないでいただきたいのですが
同じカットを続けざまに連射しろ、というわけではありません。
それは本当に無駄な事なのです。
カメラのスペックに頼り切ることを
私は今後も言うつもりはありません。
場所を存分に見渡して
シャッターを色々と丁寧に切ってみる。
買ったばかりの様な気持ちに
もう一度なり、楽しむことを存分に押し出しましょう。
他のカット選びが大変だと思いますが
思い入れをしたカットは、空で番号を記憶出来たりします。
ぜひともチャレンジしてみましょう。
絶対に幸せになります&幸せになりやすいです。
その場所にいるのは今のみ。
状況は刻々と変わるので遠慮は無用です。
明日来ても昨日のその場所は違うかもしれません。
見える絵を、存分にモノにしてください。
これからもどんどん考え方を発信します。
最後までお読みいただきありがとうございました。