服装のこだわり
撮影時の服は何色がいいのか?
結構悩まれる方がいらっしゃいます。
黒がいいのか、白がいいのか、本当に何でもいいのか?
派手なのはダメなのか、もしくは考えたことがないと
色々な事を聞かれたので、分かりやすくお答えをお話します。
結論から申し上げます。
何でも良いです。
なぜ言い切れるのか?
そんなことを何故わかるのか?
写真店の人はこう言っていたとか
色々とあると思います。
ですが、これの特殊な場合以外
まっっっっっったく意味がないからです 。
まず何故かの答え。
弱い定常光より瞬間の強い光のほうが勝つから
どういうことか?
延々と照らし、明るく見える電球より
ストロボの光量の方がはるかに上回ること。
色の変化は確かにあると思います。
これは嘘ではありません。
ただ影響がゼロに限りなく近いのです。
これを再現するとしたらですね。
完全に条件を満たさないと、一切影響することができない。
って言った方がより難易度を伝えれるかと。
本当にどういうこと?って方へ
そもそもカメラマンの服に当たる光より
ほぼ全ての撮影は、被写体に当たる光の方が強いです。
これは理解できると思います。
これが逆にするとどうなるのか??
光が回っていない状況で、カメラマンの服の影響を受けるようにする。
つまり・・・・・
仄暗い状態で被写体に接近し、被写体と同容量の光源を浴びる。
普通なら絶対ありえませんし、普通は自然とやろうとしません。
ではなぜ写真館の人やこれを指図したかと言うと
白いワイシャツを着たり、黒一色のシャツを着ていたり
アロハを着たカメラマンが居るのか?
結論を順に言います。
白は清潔に見えるイメージ戦略
撮られる方は気持ちよく撮られたいと思う筈です。
撮る方はいかに被写体を気分よく撮影をするかです。
両者の中に忌み嫌うものを排除すると、結果はこうなります。
黒は服を選びが面倒 or 舞台撮影の多いカメラマン
上の白と似た話、撮り手と撮られ側の協和も勿論ありますが
スティーブジョブズの様に選ぶのを非常に効率化した人もいます。
これは枚数を多く持って、着まわす方法で解決です。
非常に有益な考え方だとおもっております。
あと、舞台撮影が多いと自然と枚数が増えますw。
アロハ着ていったことあるよ
ウケたw
ちなみに全く影響はありませんでした。
むしろ和気あいあい、上手く行きました。
何が言いたいのかと言いますと
これらを最重要視する発言をされる方を
ありがたく思う必要性は全くないのではないかと
超個人的な意見としてお伝えしようかと思いました。
結論
何でも良いです。
本当に何でもいいです。
これを言うと・・・
では結婚式は黒一色で・・・とか
親戚の法事の集合写真に赤一色で・・・とか
冗談でも挟む人がいるかもしれません。
ということでわかりやすく付け足します。
今後一生使える当たり前の事を記す。
写真を撮るにおいて、服は TPO に沿えば何でも良いです。
そして振る舞いは極めて一般的に、迷惑なき常識の範囲で。
しかし撮っている写真は常識にとらわれず
思いのまま、あるがまま、より広がりを見据えつつ
そして無限に想像せよ 。
皆様の撮影が納得いきます様に。
オマケ
特殊な事情とはどういうことかを書いてみた。
色んなメリットデメリットあるけど
メリットにつなげれる事が多いと思いますがね。
白一色
デメリット!?
接写撮影の時に、被写体が白または薄いピンクやイエローなど
極めて他の色に影響されやすい色で、被写体近くに寄った。
結果、オーバーに振れた!?
接写でパッケージものを撮る時に、不必要に光源を足してしまう?
メリット!?
どうして色がオートで出なくて、プリセットがなく
非常に撮影を急いでいる時にホワイトを取る。
大抵は良いことばかりだと思うのですが・・・。
黒い一色
メリット!?
すべての色を飲み込むため、センスを疑われにくい。
選ぶ必要がないので、朝の時間を短縮できる。
舞台関係のカメラマンに『分かってる』と思わせれる。
微妙な光源が入るのを、忌嫌う人の撮影に行く時に良いw。
デメリット!?
上記の影響とは逆に、光源を逃がすので特に問題はないが
場所によっては光を反射できない。
場合によっては暗く見える?
夏、暑い!
アロハ
メリット!?
ウケた。
コミュニケーションで撮影は大成功 。
もう、一言でいうと『 楽 』
デメリット!?
バカにされます。
こだわりは必要ですが、そのこだわりを人に向けて
貫かせた時に、あなたの表情はどうなっていますか。
あなたとその人が、笑顔であると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。