今回のお話は、カメラのお話に留まりません。
一般の商品や果ては事柄、全てに当てはまる内容となってます。
是非最後までご覧くださいませ。
その意見は本物か
レビューというものが発達した現代
レビューとは批判や見直し、又は検証や論評である。
誤解を恐れずに言うと、個々の感じた意見の事なのです。
ここが非常に厄介なのです。
あくまでも個々の意見なのです。
この時代が個々の意見などを大きくしてきてしまったのです。
ある一つの商品がありました。
その意見を述べられています。
Aさんは非常に良い。
Bさんは非情にもダメ。
同じ商品に対しての評価が正反対であったとします 。
広い考え方の人は、多分にこう言うでしょう。
「 どちらも正解である。 」
しかしこの考えに至るのは少数派だと思います 。
あくまでも、その人の気分。
商品に対する意見でなく、納期が遅れた時の評価。
3日以内と書いてあるのに、4日以上かかったから低評価。
これに取り入れる情報はないですよね。
天気予報にイラついてるのと一緒です。
雨が降ったから、昨日の天気予報に怒る姿はなんとも。
その日の気分で言いたい感想だとします。
イラついた感情と言葉の羅列、はたまた、良い事があったので全てがハッピー。
これはレビューではないですが、良いところだけ拾うこともできます。
そうする事で自分が買う目的のものを目にし
行くか戻るかを迷い込んでいる時に背中を押すことが出来るからです。
こうであろうという思い込みの評価
今までの経験上であったり、同じ流れや時代、又はこのメーカーなのでこうだろうと考える。
しかし最悪の場合、その人の考え方をアップデートできてないと新製品の場合怖いですよね。
まれに新人さんの大抜擢で、リーダーを任された新製品が爆発的に未来的であり
そのメーカーの流れとは全く違う、洗練されたアイテムである場合があります。
書くまでもありませんが、当然正反対の事もあると思います。
触ってみてこうだったと深くはない考察
お店の先や偶然に見つけた商品を手に取り、触ってみて感想を述べる。
自分ではない、この人が詳しくないとこれはどちらに転ぶかわからない。
その人の主観や思い込み、又はその日の体調で変わる可能性のある結果。
その人をよく知っているのなら信用できるが、信頼までとは不安になりますよね。
このレビューをした人をよく知っているのなら話は簡単なのですが
このレビューをした人の真実を追いかけるほど、人生に時間はないと思います。
買って使ってみての本当の評価
半年一年を費やした方のレビューを見てなるほどと思う。
これは時間を掛けているだけあり、かなり真実に近い内容だったりします。
しかも時間を掛けているだけあり、誤魔化しの利かない内容が含まれるからです。
多少の細かいツッコミも、平然と返せる様な感じの人は使用者なんだなぁと確信したりします。
ただこれが一番怖かったりするんですねw。
世の中にはレビューで生活されている方もいらっしゃいますので
企業案件で、その商品に対しての 「 触れ方 」 が色んな形になっている事があります。
責めることが出来ないし、故に見抜く力がいるので怖いものであります。
昨日に「 ニコンZ 6 を2年使った 」って動画を上げた奴が何を言ってんだって感じですがw。
因みに動画で褒めまくってますが、一切の神輿は担いでおりません。
合わないアイテムは、「 私には合わない 」 と正直に回答します。
他人はあてになりません
【 自分が最後に判断をする 】
これを常に大切にしてほしいのです。
こう書いてあった。
信じている人が言っていた。
あの人が言っているのでそうだろう。
総合的な評価が非常に優れていた。
値段も高いので良いものであろう。
これらはすべて後になり、人のせいにしてしまえるんですね。
こう書いてあったのに。
信じている人が言っていたのに。
あの人が言っているのでそうだろうと思ったのに。
総合的な評価が、非常に優れていたから大丈夫だと思ったのに。
値段も高いので良いものであろうと思ったのに。
で、これが楽だったりするんですが、最悪大切なものを失う場合もあります。
失うものがお金のみだと、まだ幸せな場合もあると思います。
返ってくるものや、取り戻せるものなら良かったと考えましょう。
最後はご自分で判断してください。
上記は、分かっているけど忘れてしまいそうな、非常に重要な事を書きました。
目で見て手で触って感じてみて、五感全てを使って
それでもわからないなら、最後は直感を信じてみてください 。
そして知識も総動員してください。
分からなかった、知らなかったを後で言わない為に、取りに行って下さい。
知識は色んな場所で得れ、情報は探しに行けば色々と落ちている筈です。
面倒くさいは論外、時間が無いは言い訳と心得て下さい。
厳しい書き方かもしれませんが、必ずあなたの血となり肉となる言葉です。
最後に写真を愛する方へ
このお話で言いたかったのは
写真を撮る行為は取捨選択の連続なのです。
人生もですが、そこに話が向かうと膨大となります。
全てをフレームに入れると主役が居なくなり、
写真はその時の記録となり、そして伝わらず漫然としますよね。
だからシャッターを押す前に判断します。
あれは欲しい。
そこはいらない。
あれは見せたい。
右は切る。
左は残す。
取捨選択をすることで、見えなかったものが見えてきます。
色んな考えを想像し、その場所で時間を使い精一杯行動を起こしますよね。
ここで反論は多いかもしれませんが、あえて言い切りましょう。
あなたの世界を作って行くには、他人のレビューはエンターテイメントでしかないのです。
信じるのは良いですが、溺れてはいけません。
聞くのは良いですが、取りこみすぎてはいけません。
答えを聞くのは良いですが、その場しのぎと心得ましょう。
あなたの中にしかないものを探さない様にしましょう。
そして共にファインダーの奥を覗き見て、豊かな人生を過ごしましょう。