モデルさんとのコミュニケーション
モデルさんを撮るのって、色々とありますよね。
誰でも撮った事があるはずです。
無いですか? いえ、あるはずです。
では、どういう事かをお話していきます。
- モデルさんを撮るのって?
- 撮影日前日の事
- 撮影直前のお話
- 大事なことは後では見えません
- 大切な事は撮らされない事
モデルさんを撮るのって?
プロであろうと、友達であろうと、家族であろうと
此処の場所でこういう風に撮りたいと考えたのなら
それはモデルさんを撮っているのと変わらないのです。
むしろ逆に友達であったり、家族を撮る方が難しいと感じる事もあります。
「 どんなカメラ? どんなレンズで撮るの? 」って聞かれそうですが
このブログでは、メンタルの話をするので触れません。
カメラもレンズも今回、重要ではないので正直何でも構いません。
撮影前日にどうしますか
撮影前に皆さんはどうされてますか?
機材の準備とかその他もろもろありますよね。
立ち位置とか、色々と時間配分が頭の中にあるはずです。
場所移動などの時間を考えたりとあると思います。
今回はそのお話の「 後 」の事です
用意の話をしても、皆さんは当たり前にしておられると思います。
撮影直前にどうしますか
私は必ず心がけている事があります。
最初の10分位は話をします。
私はカメラさえ持っていません。
最初の10分位は話をします。
私はカメラさえ持っていません。
最初の15分~30分位は話をします。
私はカメラさえ持っていません。
何が伝えたかったのかお分かりいただけましたでしょうか?
要するに撮影って人が中心なのです 。
これを忘れてしまう方が多いのです。
大切な事なのでくどくなるくらいの書き方にしました。
人を撮る時に機材は全く関係ありません。
カメラの画素数は、霞みます。
レンズの切れ味は、霞みます。
撮影機材の存在は、霞みます。
ロケの場合背景も、霞みます。
すべてどうでも良くなります。
関係が無くなります。
スペックや描写など本当にどうでも良いのです。
しかし全てが、後から物を言います。
結果が全てですので、出来上がりの写真から
画素数や描写、機材の大切さや背景などは生きてきます。
ですが撮影の途中は、機材など重要な事ではないのです。
人が人を撮る時に、一番大切なのは「 撮られる人 」自身なのです。
これは、その人がカッコいいとか綺麗というお話ではありません。
その撮影する人を 「 撮っているのか? 」 がポイントなのです。
重要なのに後で見えないもの。
厳密に言うと、この題は間違っているかもしれません。
後で見え、しっかり写り、存分に感じるのに形ではないモノ
こう言った方が良いのでしょうか。
これを軽んじると辛いかもしれません。皆さんの撮るのは人なのです。
その相手の人を見るのです、そして相手の人を撮るのです。
ですので、私は最初の10分くらいはお話をします。
それはその人を見るためです。
なぜでしょうか?
撮らされない。
人を撮るのは難しいです。
撮られ慣れてる人は、余計に難しいのです。
しかし撮影するのが楽なのです。
なぜなら 「 撮らされる 」 からです。
そこに立ってください。
こんな感じでいてください。
あがりはこんな感じです。
もう少し顔を上げてください。
今のでもう一度行きます。
これらの指示とか以前に、撮影前の会話が大事だと思っております。
いきなり撮影に入ったところで、慣れたプロの方なら撮れます。
慣れてないプロの方もある程度は何とかなりますし
下手をすると撮られなれている素人さんの方が手早く済む場合もあります。
そして十分に上がりは期待できますし、時間も無駄にならずに済みます。
でも、話をします
女性だからするのか? いや、男性も女性も関係ありません。
会話をカメラで行ってはなりません。
「 コミュニケーション能力がゼロなので 」
こういう方がおられるのでしたら、ぜひとも被写体と話をしてください。
ゼロだと理解しているなら尚更、話をしてください。
究極は、被写体が花や物、車や動物であったとしてもです。
最近のブログのテンションと、色々と違いすぎて少し熱くなり過ぎましたが
カメラやレンズの性能で、写真を撮るのはではないと考えております。
それをしてしまうと、天井が一気に見えてしまいますので。
写真は気軽に簡単に現在では撮れ、安っぽい価値へと成り下がりました。
その中で結果だけを見ていると、安っぽいから写っていればいいとなり
その先は別にどうでも良いになると考えております。
写真を撮るという事は、構える前に終わっていると話しておりましたが
構える前の色々と考える前に、まだ段階があるという事を
今回ご覧になられている方に、お伝えしたかった次第でございます。