ズームのメリットとデメリット
ズームって何?を解説
その場所から移動せずに、被写体を引き寄せたり
また狭い場所を今よりも広く撮ることができます。
これはとてつもなく、非常に便利な機能なのです。
・・・・・・・・・・( ゚Д゚) あれ?
前回と全く違うノリですみません。
前回は 「 立ち位置を理解する動画 」だったので、否定的な内容でした。
ズームは私も絶対に使うので、誤解なきようにお願いします。
メリットは? 言わずもがな ですね。
その場所を動かずして、手前に引き寄せられる。
移動をせずして、はるか向こうにある物体を撮る事ができます。
これがないと、写真の仕事にならないことが山ほどあります。
またはオールマイティが売りで、描写が非常にお粗末だった太古の昔と違い
今現在は 「 これ一本でいいんじゃない 」と思うようになりました。
画像の切れ味など現在においては、イチャモンぐらいしかつけられなくなりました。
初心者の方に伝えたい事
ここで先人の言葉をひっくり返す事を、皆様にお伝えしなければなりません。
それは何かと申しますと・・・。
買うのはズーム一本で良し。
初心者の方であるなら、最初についているズーム一本で完璧です 。
値段が安かったけど 大丈夫です。
綺麗に写るの 大丈夫です。
不便なことはないの? 大丈夫です。
昔はよく、こう言われたもんです。
標準レンズを一本だけ買い、他に持つのはフィルムのみ。
それだけをカメラにつけて、「 さあ撮ってこい 」と言われました。
足で被写体に近寄りふれあい、時に離れて被写体を追ったものです。
しかしこれはズームレンズ一本で十分にできます。
被写体との距離感を最初に身につければ大丈夫です。
単体のレンズを最初に買う必要は皆無です。
初心者の時にいきなり買うと、単純に金銭的負担になるだけです。
・・・( ^ω^)ただ興味がある場合は、どうぞお買い求めくださいねw。
しかしこれには唯一、1つだけ注意点があります。
この撮り方は、超絶便利なズームという機能があるのに
絶対に使わないという非常に我慢を求める方法をとります。
これは非常に難しいのです・・・。
しかし、これを我慢した後に本当に行った意味があります。
これの方法もまた、後日お話していきたいと思います。
だから何なの
そう思いましたか? そうですよね。
今更ズームのメリットと言われても思いますよね。
と、いうことで、今回の内容はここからです( ´艸`)
デメリット③選でお送りしたいと思います。
① 便利すぎてサボるw |
② 高級機材が欲しくなる。 |
③ 絞り値の変化 ( 撮りにくくなる ) |
① サボるw
どういうことなんだ!?
そう思うのが普通なのです。
サボる=普段より何もしなくなります。
つまり動かなくなるんですね。
なぜならズームで、ちょこまかと動かずとも撮れるので。
これは上級者でもハマる場合があります。
いや、むしろ上級者になるとハマります(笑)
初心者の方のチャンネルなのでお伝えしたい事があります。
似たような事を最初っからもう何度も言っていますが
非常に大切であり、最初っから癖をつけてしまうと楽なのでもう一度。
構える前に動く
撮る前に何を撮りたいかを決めます。
次にどこから、どのように撮りたいかを考えます。
その場所に移動してから
被写体との距離を取る。
これを、致命的なズームで終わらせてしまいます。
せっかくの最後の詰めを適当になりがちになる。
なぜ最後だけって思うのですが、非常に惜しい・・・。
でも、これは理由としては弱いので、まだ許せるんですね。
高い方が欲しくなる
これは仕方がないです。
ズームを使うと、どうしてもそれに頼りがちになります。
便利なものに人間が流されるのは仕方のない事です。
そして高級な方がもっと良いに違いないと思い始めます。
そして値段を見てから、大丈夫きっとよくすごくなるとポチリそうに・・・。
少しだけお考えを改めていただきます。
悲しいお話を初心者の方にお伝えし釘を刺します。
高い機材は、扱いが難しいですよ。
メーカーの威信をかけ、開発の妥協をなくすことで渾身の描写をする高級機。
その全てを捧げたシリーズは、理想の最高の結果を出すために。
「 撮りやすさ 」を捨てています 。
重さは想像以上に負担となります。
手ぶれ補正がない機材もあります。
非常にピーキーな使用感のものもあります。
これをどれほど伝えても、買う方は絶対に買っちゃいます。
そして後にお話したら、こういう話が帰ってきます。
「 なんかしんどくて、あんまり持ち出せてない。 」
この言葉を聞きたくないので、そちらの道へと行きませんように。
買うのは非常に簡単なんですからw。
③ 絞り値の変化 ( 撮りにくくなる )
これが今回の言いたかったことなのです。
絞り値の変化と書いてますが、初心者の為のブログですので
今回の文章の中ではあえて触りません。
後ほどに 絞り の話の時に詳しくしようと考えております。
ここでいきなり本題を例え話で表現してみます。
では皆さん5円玉を用意してください。
無ければ50円玉でもいいです。
無い方は、もう仕方がないです ( ゚Д゚) 。
それを約20cm程、 目から離して覗いてみてください。
向こうがよく見えますね。
それで手のひらを見てください。
手のひらが見えますね。
では覗きながら、お金を左右に振ってみて下さい。
手のひらや指先など、少しずれますがまだ色々と見えますよね。
では先ほどと同じように、部屋のどこでもいいので遠くを見てください。
時計の文字盤などで構いません。
小さな物を見て下さると余計に分かりやすいと思います。
それを見ながら、持っているお金を左右に振ってみてください。
少し動かすだけで、見ていた所が見えなかったりしますよね。
お分かりいただけますでしょうか?
ズームの理屈って、高級なのも安いのも一緒なんです。
今の話でズームをすればするほど、リスクを負うっていうのが
少しでもお伝えできればと思っているのですが・・・。
では、解説となります。
超絶簡単単純明快にご説明いたします。
遠くのものを手前に持ってくると、極端に撮るのが難しくなります。
そしてこの撮影を可能なものにしようとカメラ側を調整すると
綺麗な画像を作るのに反対の、設定を好ましくない方向へ舵を切ることになるのです。
単純に理解してください。
ズームをすると遠くの物を近くにある様に撮る事が出来ます。
しかし遠くの物を近寄せると、どうしてもカメラがブレるのです。
近いとブレはそれほどに影響でません。
しかし距離があると、少しのブレでも大きく画像が乱れます。
そのブレを少しでも少なくしようと、色々と設定を変化させる。
初心者の方にお伝えしたいのは、それを解決するのはお金のかかった機材や
高級カメラの類でもなんでもなくて、一歩だけその場から被写体に近づくことなんです。
これをすると視野の勉強にもなり、物が多角的に見れ、あとの写真の幅が広がるんですね 。
難しいことではない筈です
一歩だけ、前にいく。
一歩だけ、下がってみる。
高級機材でも、コンパクトカメラでも、スマホでもです。
簡単なようですが、これが非常に難しいんですよね。
この大切さを少しでも知ろうとしてくださってありがとうございます。
次回は 「 映像機器の癖 」の話をしたいと思います。