超わかりやすい露出のお話
初心者は言わずもがな、仕方の無い事なのですが
今からお話をすることは、結構中級者でも知らない方がおられます。
なぜなら知らなくても撮影後、確認用のモニターがあり昨今は撮れるからです。
では知らないとなぜ困るかと言うとですね・・・。
物事の理屈を知らないと、行きつく先の壁の越え方を考えれない。
これはどんな仕事や物事、趣味の事柄でも同じなんですね。
上記の理由があり、このブログで何度も基礎をやっておりますw。
前の話の続き
3つの重要な事があります。
シャッタースピード
絞り
ISO 感度
この3つが分かれば、どのような状況でも大丈夫なんです。
逆に言うならば、この三つが曖昧だと後に「 なんでっ!? 」って事が増えます。
では、今から絵を見てください。
超絶簡単に、そして単純に見てください。
そして考えずに、イメージで覚えてください。
● 上の蛇口から水を出してください。
● 途中のコップは溢れないようにしてください。
● 下のコップが満タンになるのをゴールとしてください。
ここから幾つか問題です。
蛇口からの水が、多く出ている方と少なく出ている方
どちらが満タンになるのが早いでしょうか?
さて、途中のコップの穴が小さい方と大きい方
どちらが満タンになるのが早いでしょうか?
同じ水量がある時に、一番下のコップが
大きい方と小さい方、どちらが早く一杯になるでしょうか。
上記の書き方をした時、簡単に答えがわかりますよね。
しかしカメラを使っている時にはよく理解できません。
なぜなら上の例えとリンクしてないからです。
十分に理解して、撮影の途中に直感的に出てくるのが理想です。
どの程度が理想なのか?
極一般的なお話をするのであれば、手ブレをしない限界
1秒間を60に分けた1つ「 60分の1 」よりも上、とされています。
このスピードに対しての考え方と詳しい話はまた別項目で
5よりも上である方が正しいとは記しません。
上であればあるほど、弊害が大きくなってしまいます。
ただ、私が教わった時代は 「 F8 」を基本としました。
常に私が現在撮っている時は「 F5.6 」を基準としてます。
なぜこういう考えになったかは、別の項目で話をしますが要は時代のおかげです。
機種にも数字の違いがありますが、どの場合も少なければ少ないほど良いのです。
この数字が低い方が理屈は良いのですが、大抵の場合低すぎると使いづらい場合が多く
私がお勧めするISO感度の数字なのですが、400で設定するのがいいと思います。
なぜ一眼レフのことばかり?
なぜ一眼レフの話ばかりをするのか?って思われた方
これは勘違いですので、どうぞお怒りを治めてください。
今回のお話は一眼レフだけでなく、コンパクトカメラやスマホでも設定できます。
つまり何の機種でも関係ありません。
この考え方は恐らく変わることが無いために使い続けれます。
基本をお伝えしたいのは、この理由があります。
非常に特殊な事を伝えると、その機種や時代は良いのですが
その時を超えてしまうと、全く使えない知識になる事が多いのです。
以上の理由から設定の方法変えるのを書き記しているのですが
設定方法は難しいと思われがちですが、非常に簡単なのです。
コンパクトカメラの場合は、上面ダイヤルに「 M 」というのがあると思います。
それを回すとモードが変更され、マニュアルの設定となります。
ダイアルが無い機種や、スマホの場合はメニューから M を選択してください。
『 いきなりマニュアル!? そこへ行くのは飛びすぎでは無いか? 』と思われがちですが
すべてを操作できるんですよと知ってもらった上で、便利な設定をお伝えしたいのです。
一部分だけを好みに設定し、後は自動でカメラの力を借りる方法です。
次のお話では、他の設定方法をお話しします 。