写真を撮る時の絶対的、基本中の基本
非常に基本的なことを言います。
写真を撮る時は被写体をよく見てください。
被写体とは撮ろうとしている相手です。
それは人であったり動物であったり、景色であったり花であったり色々です。
では、撮る相手は決まりましたか?
それでは一緒に撮りましょう。
とりあえず、一度撮ってみてください。
被写体を真ん中でも端っこでもいいので撮ってください。
角度をつけて撮りたいなら撮ってください。
撮りたいと思った被写体を、好きにとりあえず撮ってみてください。
撮れましたか?
はい、ありがとうございます。
では、今撮った被写体を、もう一度撮って貰うのですが
あなたのカメラの画面いっぱいになるように撮ってください。
画面一杯に大きくうつしてください。
撮れましたか?
では撮れた方にお聞きします。
今撮った方は、被写体を大きく撮る時にどういう行動をされましたか?
① ズームで画面一杯にして撮った。
② 被写体を近くに寄せてから画面一杯に撮った。
③ 近くに行って画面一杯に撮った。
どれも画面いっぱいに撮れましたね。
非常に簡単に今の時代は撮れますよね。
しかしこの三つの選択肢の中に、後に困る行動があります。
お分かりになりますでしょうか?
撮る時に少しだけの時間を、かけるのが手間になる時があります。
被写体を大きく撮りたい時にする行動で唯一
今後においても、出来る限りお勧めできない行動があります。
それは何でしょうか?
ズームという便利機能
誰でも知ってるこの機構。
なぜおすすめしないのでしょうか?
「 便利なものを使用せず、初めは苦労しろ 」
などと、時代に逆行する様な昭和的なことは申しません。
理由がきちんとあるのです。
それは撮るのが難しくなるからなのです。
詳しくは書きませんが、撮影者 (あなた) に不利な条件を招いています。
ではどうすればいいのか?
非常に簡単です。
そうです。おわかりですよね。
大きく撮りたい時は、被写体に近寄ってください。
これは非常に重要であり、それでいて簡単なのですが皆さんやりません。
「 お腹が空いたので、ご飯を食べる 」くらい当然と考えてください 。
なぜやらないのかと推測いたしますと、意味がないからと考えがちです。
実は被写体に近寄るのと、ズームする時に映像に違いがあるのです。
これは次回の ② に書きますが、ここからが本題となります。
ぜひともこれを理解してください。
例を最後にお見せいたしますので、それでご納得いただけると思います。
また、ぜひともご覧くださいませ。