前回の続きはコチラから
被写体に近寄れない場合はどうすればいいの!?
被写体が山頂から一望する景色だった場合は近寄るのは無理ですよね。
では、他はどうでしょうか?
近寄る事の出来ないイベントや、目の前が崖とか特殊な場合を除き
大抵の場合で、近寄る事はできますよね。
人でしたら近寄るのは簡単です。
物も大抵は大丈夫ですよね。
動物園など近寄れない場合は、かなり先ですがまた記述します。
基本、近寄れないのは少ないのではと思います。
被写体を動かすって!?
被写体を大きく撮りたい時に、手前に寄せる。
これは小さなものを撮る時に、被写体を動かす方が効率的でいいです。
動かせないものは仕方ないですが、小さなものを撮る時はスムーズなので。
これもかなり後になりますが、マクロなどを撮る場面でお話しします。
ズームは悪なのか?
いや、すごい誤解です。
ズームは超便利で、私も多用しております。
基本中の基本をお伝えしているので、ズームを悪く書いてますが
被写体に自ら近寄る事の重要性を話しているので
誤解なきようによろしくお願いします。
メリットとデメリットがあるよ、と言う事を十分に認識してもらい
理解して貰うために、次回のズーム編でお話しいたします。
高級シリーズはどうなのか
すでに高級なカメラとレンズを持ってますけど・・・
世には非常に高級な大三元と言われるレンズセットなどがあります。
こういう人でも近寄らないと駄目なのですか?
その質問をされたら、即答いたします。
いえす。(‘ω’)
高級シリーズのカメラやレンズを買いそろえるのに
非常に値の張る出費をされたと思います。
それを人に見せて喜ぶだけでしたら、こういった泥臭い基本的な考え方は
全く必要ないのですが、ガチで撮り、上手くなって貰うブログですので。
また、描写を重視するために高級シリーズを揃えたのなら
それに付随することを徹底した方がいいのは明白の事実ですよね。
基本を徹底するということが大切ですよね。
なぜ近寄る方がいいのか?
ここからが非常に重要です
難しくないので離脱しませんように(笑)
全員がわかることを目指しております。
同じ 『 画角 』 で撮る場合に比較します
画角とは、レンズの写す広さ、ミリ数のことです。
標準画角は一般的に、50ミリ とされております。
これは人間の目の広さ同じくらいとされています。
私は大体ですが、47ミリではないかと思ってますが・・・
今回はお話での使用画角は、何ミリでも構いません。
今からお話する事を、簡単に単純にご覧くださいませ。
被写体に近寄ると大きく見えます。
被写体から遠ざかると小さく見えます。
ここまでは分かりますよね。
それでは消しゴムを用意してください。
小物なら全く構いませんので、何でもいいです。
それを、今回の被写体としてください。
ファインダーのあるカメラの方は、それを覗きながらでお願いします。
コンパクトカメラやスマホの方は画面を見ながらで大丈夫です。
そのまま構えて、被写体に近寄ってみてください。
1枚撮ってください。
そのままの状態で、被写体から離れてみてください。
1枚撮ってください。
この撮影はシャッター以外は、触らないでくださいね。
次に今の場所から、画面に写っている被写体の大きさを覚えてください。
では数歩後ろに下がって、適度にズームをして下さい。
そして画面に先程と同じ大きさになる様に、被写体と同じ大きさに調整してください。
難しい方は、(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪ で構いません(笑)
最後にサンプルを出しますので、気になさらずに先に進みましょう。
用意できましたら1枚、撮ってください。
近くに寄って1枚、撮ってください。
本当にお疲れ様でした。
これで合計4枚、撮っていただきました。
2枚ずつ似た、大きさの消しゴムが写っています。
コレをして何の意味があるのか? 何が違うのか?
そう思う方が大半だと思います。
私も最初はそう思ってました。
レンズのミリ数なぞ、遠くの物を撮る為の物だと思ってました。
では見比べて下さい。
上の方が距離を取って、24 mm と50ミリです。
下の方は近い場所から、24 mm と50ミリです。
ともに被写体の大きさを揃えてみました。
いかかでしょうか?
あれ? (‘◇’)ゞ って思いませんでした?
どうでしょうか?
伝わりましたでしょうか?
言葉では非常にわかりにくく、しかも伝わりにくいですよね。
でも、一見して画像をみると、あれ?って思いますよね。
これをお伝えするために、この動画を作ったわけなのです。
これは分かったけど、これどこで使うの!?って思いますよね。
これ、意外にみなさんも知って使うとビックリするんです。
次回はなぜ、この画像を撮ってこのレンズの違いを知る
必要があったのかを、知る前にズームのメリットとデメリットの話です。
超絶簡単をモットーにお伝えしますので、これからもよろしくお願いします。
それでは、また (‘ω’)ノ