写真が上手くなる方法
この方法は簡単です。
上手い人の真似をしましょう。
以上です。
これを言うとげんなりする方が多いです。
マネなんかできるか!
オリジナルを追求して!!
個性豊かなひらめきをもとに…云々!!!
と、まぁ色々と言われるのですが、何をお伝えしたいのかを記していきます。
写真はセンス?
これは本当ですし、否定する気はありません。
『 じゃあやっぱりオリジナルだろ! 』と言われそうですが
ここで、非常にショックな一言を・・・。
オリジナルは模倣からしか生まれない。
これを言うと嘘つきだと言われます。
そして本当に嫌われてしまいます。
ですがやはり事実なので仕方がないのです。
正真正銘の真実なんですって!!!
人間は知らないことは理解できないものです。
そしてそれらを否定しがちになります。
ここで重要なことをお伝えします。
『 私の言いたいのはパクリをしろ 』と言っているのではありません。
模倣するということです。
パクリと模倣
これは一見同じように捉えられる方がいるかもしれませんが
全く異なるものです。
写真はマネをしろ。
これを強く勧めています。
なぜか?
写真は真似できないので、好きな写真を真似してくださいと伝えます。
これは一見、非常に簡単なことを言っているように取られたりします。
それでは今から言うことを想像してみてください。
手元に一枚の写真があります。
あなたが見ていて非常に気分が良くなる写真です。
こんな写真が撮れたらいいなぁと常日頃考えたりしています。
あなたが見ていて真似をしたいほどの写真なのです。
それはどういった写真でしょうか。
おそらくあなたがそれほどに愛した一枚なのです。
非常に計算され尽くして撮られた写真だと思います。
ここで先ほど言った様に、写真をマネしてください。
つまり同じように撮ってください。
・・・・・・・・・・・・・
そうなのです。
できないんです。
少なくともその場で単純にシャッターを押すだけでは無理です。
考え尽くして撮られた写真や
それらの映像に関わる一切のものは
同じように取ろうとしても時間や人や場所
その他環境により同じにならないのです 。
ここで同じにするにはどうするかですよね。
写真を絵画ではありません。
絵画はあるものを消すができ、ないものは書き足すことができます。
一方で写真はあるものは消すこともないものを入れることもできません。
ここに関しては加工などは除きます。
つまり真似するにはまず、その場所に行かなければならないのです。
いけないのであれば、それと似た場所を探さねばなりません。
後ろが無背景という写真は少ないと思います。
それはそれで難しいですが・・・。
まず同じ背景というのはないと思うので、同じシチュエーションにします。
季節を合わせるなら撮る時期を合わせるしかありません。
天気が違うなら別日にずらすぐらいしかありません。
行った場所で構図を決めます。
そしてどう被写体と向き合えばいいのかを考えます。
見本の写真をくまなく眺めて同条件を確認する。
そしてここで初めてシャッターを押せるところまで来ます。
後に撮影した写真を調整します。
ここまででマネいわゆる模倣が完成です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
もう聡明な皆さんですとお気づきですよね。
はいそうなんです。
知識や勘や運が必要なんです。
その他に行動力や、その場での判断、自分の考えが必要なのです。
その他にいろんな経験が必要なんです。
そしてもちろん撮影の知識と経験も必要となってきます。
もう、お伝えしたいことがお分かりでしょうか。
好きな写真を真似することとは
マネに通じる色んな知識だったり、総合的な技術力と見極める力。
模倣する写真を見定め、見通す力が必要なのです。
ここでなるほどと思った方は なるほど
まねや模倣が必要なことなのだなあとご理解されたと思います。
初心者だから、下手だから無理に決まってる。うん!
そう思われた方は考えを少しだけ違う方向にシフトしてください。
ここで一番重要なことは、見て、マネようとすることです。
より近い写真にしようと、目から情報入れて模倣しようと努力することです。
ここで重要なことは5つなのです。
分かっていても、これは非常に難しいことだと思いますが
あえて言葉で書いて覚えておいていただけると嬉しいです。
その写真を見て、感じて、想像し、考えて、行動する
まとめます
マネは本当に必要か?
今までお話ししてきましたが必要だと思っております。
なぜなら真似をすることで
真似をする必要がなくなっていくから
つまり模倣をすることで自分が見えてきます 。
真似をするって、これは非常に技術が必要なのです。
それを行い続けていると経験と知識と行動力がつき
そして気が付くと追いつき追い越せの状況になっているかもしれません。
そしてそうした一連の行動がより自分の行動や考えを広げ
気が付くと好きであった場所に源流はあるのですが
オリジナルの世界へと足を踏み入れてるとだと思います。
そこから先のお話はまた別のブログでしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。